Vコンテの作成方法


■Vコンテの作成方法

●Vコンテ作成の前準備

素材の作成

 絵コンテをスクリーンキャプチャでコマごとに画像にします。


●AfterEffectsでの作業 

 AfterEffectsを開き、コンポジションを生成します。

 
画像サイズは最終レンダリングサイズ(1920*1080)より一回り小さい「1280*720」(16:9同比率)にしています。
容量とレンダリング時間節約の為ですが、1920*1080で作成しても問題はありません。
フレームレートは「30fps」です。

・フォルダ構成の例 

.aepデータ内の内容をわかり易くするために、各データを入れるフォルダを作っておきましょう。
AEのフォルダ構成はMAYAのように定型はありませんが、第3者がみても内容がわかり易いようにしましょう。

下記は現場でも使っていた分け方の例です。

.aepデータのフォルダ構成 (参考)

00_master  →最終レンダリング用のコンポを入れる

01_preview →データ確認用に仮で作ったコンポなどを入れる

02_work →作成で使用するコンポ類を入れる
  サブフォルダ:01_cut →各カットのコンポ 入れ 等々…

03_footage →静止画や平面、動画素材などを入れる
  サブフォルダ:01‗capture →コマをキャプチャした画像入れ 02_plane →平面データ入れ 等々…

先頭に数字がついている理由は、数字がついていることでフォルダの順番が変わらないようにするためです。
メインフォルダと、その中のサブフォルダごとに、先頭に通し番号_を付けておきましょう。

実際の業務では共同作業となるので、データ整理ができていないと混乱の元です。共通のルール作成が必要です。
わかり易いデータ整理を普段からクセ付けしましょう。
【ファイル・フォルダ名称付けの基本ルール】
・フォルダ名、ファイル名はなるべく英語にする。
   →デザイナ単体でのAE作業などは日本語でも問題ないが、海外製のプラグインや、プログラムが絡むデータは
    日本語が入るとパグの基になる可能性があるので、普段から英語名を付けるクセを付けよう。

・ファイル名の語尾につく数字は1,2,3… ではなく、01、02、03… にする(頭につく0の数は全体数次第)。
   →1.png,2.png,3.png…と書くていくと、名前順に並べた時に10.png以降が
    1.png、10.png、2.png、3.png … のようになることがある。

・名前にスペースを挟まない。
   →スペースが入っていることがわかりにくい為、トラブルの原因になりかねない。
    (例えばパスワードなどコピぺ入力した時に、パスワードが通らない原因が「スペースが入ってた」みたいな経験があると思います。
    あれといっしょです。

・ファイル名に「- 」(マイナス)は使わない。使うなら「_(アンダーバー)」を使う。
   →特にプログラムに関わる事で、例えば「AA-10.png」という名前だと、ファイル名の「-」をマイナスと認識してしまい、「AAという値から-10する」みたいな変な認識をしてバグの原因になる事がある。



【AfterEffects 便利なショートカット&機能】

内容  
タイムライン 1フレーム進む、戻る Pageup 、Pagedown
タイムライン 10フレーム進む、戻る Shift + Pageup 、Shift + Pagedown

現在のタイムラインに、選択レイヤーを移動
(インポイント(開始点)合わせ)

[
現在のタイムラインに、選択レイヤーを移動
(アウトポイント(終了点)合わせ)
]
選択したレイヤーのインポイントをタイムラインに移動 Alt + [
選択したレイヤーのアウトポイントをタイムラインに移動 Alt + ]

レイヤーのインポイント、アウトポイントにスナップ
& タイムラインにもスナップ
(レイヤーとタイムラインの相互スナップ)

Shiftを押しながら移動
現在の時間でレイヤーを分割 Shift + Ctrl + D
レイヤーを上から順番に階段状にならべる レイヤー右クリック > キーフレーム補助 > シーケンスレイヤー >オーバーラップにチェックしてOK

 便利なショートカット&機能 紹介


・とりあえず並べてみる

各コマのデータを、上記ショートカットを使用して、とりあえずコンテ通りの時間で配置してみましょう。おそらく思ったのと違う感じになってると思います。( 「Alt + [」、「Alt + ]」のショートカットがとても便利です。)

・手っ取り早い並べ方(おススメ!)

とにかくラフに並べるのはこれが便利です。まず絵コンテの尺に合わせて各カットのコマレイヤーの尺を合わせます。その後

レイヤーを上から順番に階段状にならべる レイヤー右クリック > キーフレーム補助 > シーケンスレイヤー >オーバーラップにチェックしてOK

↑こいつを利用します。あっという間に並びます。

 

最初の絵コンテの尺にとらわれなくてもいいので、簡単な動きを付けながら、各カットの時間を調整していってください。


・キャラと背景の分け方

↓絵コンテのコマを、マスクで分けて使用しています。

・キャラと背景の分け方手順

背景の動きは右から左の動きをただ繰り返しているだけです。

・レイヤをまとめる(プリコンポーズ)

まとめるレイヤを選択 →右クリックメニュー >プリコンポーズ

・白背景を配置する

一番下に白背景を配置しておきます。これを配置しておかないと、レンダリング時に、何もない部分が黒い状態になります。

ホワイト背景を作成し、最下層に配置しておきましょう。


・タイムコードを追加

Vコンテに時間を表示します。

・平面を作成
 プロジェクトメニューの中で読込み >平面… を選択し平面を制作。(色は適当で良いです。)

コンポに配置した平面を選び、 エフェクト >番号 を選択します。

(番号の下にもタイムコード とありますが、これは無視)

↓レイヤーを開き、エフェクト 番号 >種類 でタイムコードを選ぶ。今回は30fpsなので[30]を選択。

↓表示位置、色、数字サイズはここで変更する。プローポーショナル… はオフにする。(オフにしないと数字がブレブレになる。)

↓こんな感じ。内容に応じて位置や色を変更してください。


page top

●レンダリング

一通りできたらレンダリングしましょう。圧縮率が高くきれいなMP4(.h264)形式でレンダリングします。

・コンポジション >Adobe Media Encoder キューに追加… をクリック。

 

・Adobe Media Encoder が起動する。

・キューに入っているので、「H.264」を選択する。MP4データは、.aepフォルダと同階層に「〇〇〇_AME」というフォルダができて、そこに出力される。

左上の緑三角マークを押したらレンダリング開始。

 

 

ファイルサイズの比較です。非圧縮AVIが1.54G に対して、MP4は12.2M!
何と約100分の1のサイズです



サンプルVコン ダウンロード


page top

トップに戻る