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■モーションキャプチャデータを使う
HumanIK を使用している場合、比較的簡単にモーションキャプチャデータをアタッチできます。
基本的には.FBX形式のモーションデータを読み込んで、アタッチする という流れです。
モーションデータは、後述する「MAYA ContentBrowser」、「MIXAMO」「Rokoko」などからDLして使用します。
【HumanIKを使用したモーションキャプチャの導入方法】
※.fbxデータはMIXAMOのデータを使用しています。
その1:モーションFBXデータの登録
その2:流し込み~コントローラにベイク
※キーリダクション(キーの簡略化)は グラフエディター ページ 「○キーリダクション(キーの簡略化)」参照
・モーションFBXとサイズも体のバランスも異なる場合の合わせ込み方法
モーション用FBXファイルと大きさもバランスも異なる場合、体型差をうまく吸収してくれない場合が多々あります。
全てをきれいに補間することは難しいですが、HumanIKにはある程度調整できる機能があります。
・HIK Properties
HumanIKアイコンをクリック → Edit Character Definision >Edit HIK Properties
・使い方は以下
【モーションデータのDL元】
・MAYAのContent Browser 内モーションデータ
MAYAのサンプルモーションキャプチャデータは Windows > Content Browser の下記画像の場所にあります。ただモーションとしてはきれいではありません。(大柄男性的な動きが多いです。)
一番楽にアタッチできるので、とりあえず試したいとき向けです。
モーション流し込みは、以下GIF画像参照↓
・MIXAMO
AdobeのWebアプリです。https://www.mixamo.com/#/
AdobeCleativeCloudからも接続できます。「Web」か、「3DとAR」のくくりに入っています。
・サインイン
CreativeCloudとは別に、アカウント登録とサインインが必要です。
学校のメールアドレスでは登録できません。別メールで新規登録するか、Google/Facebook/Appleいずれかのアカウントでサインインして下さい。
・メニュー説明
基本は「左側のサムネイルをクリック →ダウンロード」です。
↓ダウンロード設定
【注意】キャラクターデータ読込みについて「Upload Character」でFBXデータ形状(テクスチャ無し)を読み込むこともできますが、読み込んだデータを利用してFBX出力はしないでください。 読み込んだFBXデータにモーションを入れてFBXで出力し、基データと同じMAYAシーンに読み込むとモーションが正確に動きません。(おそらくはジョイント名がFBX出力前のMAYAモデルと一緒 などの理由から来るもの。) MIXAMO上で確認するだけならば問題はありません。 なので、ここではモデル読込はせず、デフォルトのモーションデータを出力します。
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・Rokoko Motion Library
MAYAからアクセスできます。Rokoko というモーションキャプチャデータなどを扱う会社のモーションデータ集です。
ほとんどが有料ですが、100種類程度はMAYAユーザが使用できる無料のものがあるようです。使用するには別途サインインが必要です。
ビューワーの反応が遅く重く感じるのと、少し見た限り使用箇所が限定されそうな動き(クセも強い)が多いような印象です。「MIXAMO」の方が汎用性のあるモーションが多そうです。
Windows > Animation Editors >Motion Library
登録は、メールアドレスとパスワード登録を行ったあと、最後にメールに6桁数字が飛んでくるので、それを打ち込んで完了です。
・DL方法
Categories >Allで、すべてのモーション集が表示されます。
その中で、「Price」を押すと値段別でソートされます。$0が無料でDLできるものです。
↓個別ウィンドウ
↓カートに入れたら購入に進みます。これまで購入したものはTeam libraryに入っています。
購入がすんだら、個別ウィンドウの「Addo to Cart」部分が「Downroad」になるので、DLしてください。
fbxデータがDLできます。
↓DL場所は、右上アイコンクリック >Setting で変更できます。
モーション例(指~手首のモーションはありません。)