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■よく使用するライティング種類
●Right Editor (ライトエディター)
ライトを一括管理できます。起動は上のアイコンか↓から。
●よく使用するライトとその特徴
【DirectionalLight】
Create >Lights > DirectionalLight
1方向のライト。減衰しない。太陽光など主となるライトに使用される。
スケールや移動もできるが、光の強さには関係なく、光の向く方向(回転)のみが有効。
Color:ライトの色 Intensity:ライトの強さ 高いほど明るい Exposure:露出 高いほど明るい Intensityは1のまま、Exposure値を上げるのが良いが、Exposureは一気に明るくなりコツがいるので、Intensityで調整してもよい。 |
(左)Intensity1、Exposure1(右)Intensity1、Exposure3
【PointLight】
Create >Lights > PointLight
点光源。中心から全方向に照らすライト。電球、ろうそくなどに使用される。
Intensity1、Exposure12
【AreaLight】
Arnold > Lights >AreaLight
大きさを持ったライト。やわらかい光。Create >Lightsにもあるが、Arnold版の方がより細かい設定が付いている。
Sample値を上げないとノイズが入りやすい。
LightShape のCylinder
LightShape のDisk
LightShape のDiskのSpread値を0にするとスポットライトのようになる。
【SkydomeLight】
Arnold > Lights > SkydomeLight
全天候型。シーンの中心に向かう光。環境全体を照らし、影が柔らかい。Sample値を上げないとノイズが入りやすい。
また、影が淡く立体感に乏しくなるため、DirectionalLight等と併用するとよい。
Intensity1、Exposure0 Sample2
HDRI画像を貼ることができる。素材はPolyhavenなどからDLできます。 (○参考サイト/資料 )
【PhysicalSky】
Arnold > Lights > PhysicalSky
空と太陽が用意されている全天候光。太陽の位置や大きさ、有無も設定できる。
Arnold > Lights > MeshLight
オブジェクトをライトにします。やり方は簡単。オブジェクトを選択し、Arnold > Lights > MeshLightを選ぶだけ。
アウトライナーで確認すると、親子関係になっています。選択して値を変更できます。
ただこれだけでは周りがボヤっと光るグロー表現ができません。
Arnoldの設定が必要です。下記のように選択します。
レンダリング設定↓
ハイパーシェイドに新たに「aiAtomothphere」というマテリアルが出来ますので、数値をいじって調整してください。