構想&資料収集

構想&資料収集■


■構想しよう


【構想資料/映像作成に必要なもの】
テーマ・ストーリー・世界観 ・当たり前ですが、「HOT」という言葉から自分は何を連想するか。
・何を見せたいか、そのためにはどういう設定がいいか。どんなキャラがいいか。逆にキャラクターありきで考えるのもありです。
・短い尺なのですべてを細かく見せることはできませんが、できればオチは欲しいですよね。

●テーマを考える

■映像表現の引き出しを増やす

キャラクター ・オリジナルキャラクターを考えてみましょう。
ただし制作時間が限られていますので、なるべく簡略化されているシルエットが望ましいです。

詳細は ⇒イメージ画デザイン

背景 ・背景となる世界感も考えましょう。明るいのか、暗いのか、外か中か、晴れているのか、雨なのか、自然なのか街中なのかなど。
・実際にモデルで制作するもの(建物やオブジェクト)は簡易なデータ形状でもOKです。プリミティブ的なものでも構いません。フリー素材でも可(※フリー素材を使用する旨は必ず構想資料に記載すること。)
音楽 ・音(SEやBGM)も付けてもらいますので、どんな音が必要か考えておきましょう。
フリー音源を探して使用、もしくは自作)※音は作りながら考えていっても構いません。フリー音源素材の参考サイトをこちらに挙げています。

集めた情報は、Microsoft OfficeのOnenotePowerPointなどに蓄積していきましょう。
(Onenote,PowerPointの情報は→便利なツールを利用しよう へ)
※注意:Web上から収集した資料はあくまで参考として使用する為のものです。フリー使用可と明記されているものでない限り、勝手に使ったり直接3Dモデルに貼ったりしないようお願いします。

また映像内で使用する素材について、フリー素材を使用する場合も、その出どころ(アドレス等)と使用箇所を必ずメモしておいてください。
あとで問題になる事がありますので、必ず。

 

課題提出物としてまとめる資料の内容は→ ●構想資料のまとめ

 

 



■テーマを考える

・30秒~1分程度の映像ですので、見る人に印象付けられる動きも限られてきます。
・要素を入れすぎると伝えたいことが薄くなることもありますので、詰め込みすぎないようにしましょう。

1:考えてもピンとこないなという人は、「HOT」という言葉から連想するものを羅列してみましょう。
2:その中から、いくつかの気になるワードを抽出してみましょう。その中から更にインスピレーションが湧いたものを絞っていきます。
3:自分の作りたいもの(キャラクターや世界観)と、その言葉を絡めてみましょう。そこから、見る人に「どんな感情を抱かせたいか」が出てくると思います。
4:さらに「一番何を伝えたいか」をメッセージ(キャッチフレーズ)として文章で表しましょう。

例えば
・「HOT」から思い浮かんだ言葉:お湯→「やかん」。

・作りたいモチーフ:「メカ」 →やかんメカ?→やかんドロイド?
「HOT」と「やかんドロイド」を今一度組み合わせてみる。
やかんドロイドって頭がやかんなロボットってこと?哀愁漂うな…心は優しいのかも。
いったい何が…

・抱かせたい感情:ちょっと切ない。がんばれって応援したくなる。

・メッセージ(キャッチフレーズ):昭和の匂いを感じる、切なくも暖かい物語

…といった感じです。

 

アイデア出しで行き詰った時

アイデアや単語が浮かばない場合は、「一人ブレインストーミング」等行っても良いでしょう。

●一人ブレインストーミング(簡易)

必要なもの:紙と筆記具 など文字を書けるもの。付箋紙があるとGood。なければPhotoshopなどを使用しペンタブレットで書いてもよい。ノートパッドなどにキーボード打ちでもよいが、ペンタブレットで書く方がイメージが湧きやすいと思います。

やる事:テーマを決め、時間制限の中でその言葉から連想するもの、アイデアをひたすら書いていく。
①テーマを決める。②制限時間を決める。最初は10分程度で行う。
③制限時間内で言葉をどんどん書いていく。
ルール
・この段階では「量」と「思いもよらないアイデア」が出ることを求めるので、多少のおかしさなどは気にしない。こんなこと書いていいのかな と判断しない。
・書いた言葉から更に膨らませていってもよい。また単名詞じゃなくても形容詞などでも良い。
・10分で一区切りした後にまだアイデアが出ているときは、さらに10分程度延長する。なかなか思いつかなくなってから終了までの「絞り出しタイム」が重要。
但しダラダラと延ばしてはいけない。
思い浮かばない場合は「衣食住」や自分の趣味など 想像しやすいものと絡めて考えると出てきやすい。
時間が終了したら、書いた内容を整理する。似たような内容をカテゴリー分けする。

【「高低」をお題にして一人ブレストした例】
カテゴリ分け

カテゴリー分けで膨らませるアイデアを絞り、さらにそのアイデアの内容を膨らませつつ集約していきます。例えば、上記だと「ジェットコースター」「フリーフォール」「観覧車」といった言葉から、「遊園地」という言葉が浮かび上がりますので、これをもとに内容を考えていこう…といった具合です。
ブレーンストーミングは限られた時間の中で言葉を出す というのがポイントで、時間を絞る事で多少の焦りも入り、頭の中にあるものを素直に出すことができます。また書いていてもなかなか言葉が出ない人は、それだけ自分の「引き出し」が少ない、あるいは柔軟な思考ができていない とも言えます。

上記は簡易的なものですが、きちんと行うならば付箋紙を使います。思いつくことを一つ一つ付箋に書いていけば、あとでカテゴリ分けがやりやすいからです。付箋ならば複数人で行ってもカテゴリ分けが容易です。

ゲーム感覚で自分で何か決めて一度やってみるのもいいと思います。


■映像表現の引き出しを増やす

見る人にメッセージを伝える際には、「どんな映像手法がふさわしいか」を考える必要があります。多くの映像を見て自分の引き出しを増やしましょう。

●ネットで見ることができる短編映像作品サイトいろいろ

・Youtubeで探す

Youtubeで「Animated Short Film」で検索すると、多くの短編アニメが出てきます。

他にも、「短編アニメ」「ショートフィルム アニメ」などで検索すると多数の映像が出てきます。

・youtubeで見ることができる Pixerのショートフィルム

CGアニメコンテスト:昨年で30回目を迎えた、日本の自主制作CGアニメコンテストの作品群です。個性的な作品が多数あります。「君の名は。」の新海誠さんもこの賞の12回グランプリ受賞者です。

・PSYOP(サイオプ):アメリカの映像広告、ゲームの制作スタジオのサイトです。高品質な短編映像をサイトに多数アップしている会社の情報です。

STUDIO AKA:コマーシャル映像、テレビ番組、短編映像など多数制作しているイギリスのアニメーションスタジオのサイトです。

 

その他

フミ子の告白
2009年制作の当時話題になった作品で、大学生の自主制作作品です。ダイナミックな構図や疾走感などのデフォルメが気持ちよく表現されています。

フミコの告白は、2009年に製作された短編アニメーション作品。京都精華大学マンガ学部に在籍していた石田祐康をはじめとする学生の自主制作作品で、YouTubeやニコニコ動画で公開された。疾走感が評価され、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門など数々の賞を受賞している。 (ウィキペディアより)

 

その他にもいろいろ映像を見て引き出しを増やしてください。

■資料の収集

収集方法は自由ですが、画像資料などの出所についてはあとからわかるようにメモをしておいてください。

 



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⇒・映像のルール
⇒・絵コンテの作成
・構想資料のまとめ


 

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